皆さん、こんばんは!一人でも多くの人に焼酎を飲むきっかけを与えたい。
焼酎プロモーターの亜樹穂です!
本日は、薩摩酒造さんの新商品『MUGEN白波 The Rich Wave』の試飲レポートをお届け!

『MUGEN白波』とは2019年から数量限定で発売されている「本格焼酎の無限の可能性を追求するブランド」です。
2019年に第1弾、2021年に第2弾を発売しており、商品ごとに違いを楽しめる銘柄となっています。

第1弾(2019年発売)『MUGEN白波』の試飲レポートはこちら
第2弾(2021年発売)『MUGEN白波 The Tropical Wave』の試飲レポートはこちら
第3弾(2022年発売)『MUGEN白波 THE COOL WAVE』の試飲レポートはこちら

第4弾となる2023年の『MUGEN白波』はどんな味わいなのでしょうか?
今回の記事は、薩摩酒造さんのファンはもちろん本格焼酎のソーダ割り好きにも楽しんでいただける内容になっています!

『MUGEN白波 The Rich Wave』は2023年5月15日より出荷開始!

MUGEN白波_ペアリング_焼きカマンベール
写真は薩摩酒造さんからお借りしました。

薩摩酒造さんは2023年5月15日より『MUGEN白波 The Rich Wave』を出荷されます!
2023年になっても続いているフルーティーな香りが楽しめる本格焼酎ブーム。

薩摩酒造さんでは、本格焼酎の新たなフレーバーを生み出そうと2011年からさつま芋の研究開発に取り組んでおり、10年間で600品種を検証したそうです。その中でも特に香りがよい「サツマアカネ」を今回は使用しています。
そこにワイン酵母を合わせることで、洋梨や蜂蜜を彷彿とされる香りに仕上がったそうですよ!

オススメの割り方は定番の「ソーダ割り」「ロック」はもちろんのこと、「紅茶ソーダ割り」や「ホットミルク割り」も考えているそうです。

亜樹穂
亜樹穂

「サツマアカネ」はどこかで聞いたことがあるような…と思いましたが、2年前に発売された『MUGEN白波 The Tropical Wave』で使われているさつま芋と同じですね!
原料に使うさつま芋は2年前と同じでも酵母が異なっているので、風味や香り違いが現れているのかなと思います。
「紅茶ソーダ割り」や「ホットミルク割り」は初耳なので、とても気になります!

次のパートから『MUGEN白波 The Rich Wave』のこだわりをお届けします。

薩摩酒造さんのみ使用できるオレンジ芋「サツマアカネ」を使用!

写真は薩摩酒造さんからお借りしました。

こちらが600品種以上研究開発した中で、特に香りが優れている品種「サツマアカネ」です。断面は鮮やかなオレンジ色になっています!
香りの特徴として、柑橘類や紅茶を思わせる香りがあげられます。(一般的にもオレンジ色のさつま芋は、紅茶のような香りがする傾向があります。)

亜樹穂
亜樹穂

オレンジ色のさつま芋は、代表的な品種に「タマアカネ」「ハマコマチ」があります。この2つの品種は他の蔵元さんも使っていますが、「サツマアカネ」が使えるのは薩摩酒造さんのみとなると特別感がアップするような気がします!笑

研究開発からさつま芋が選ばれるまでに10年もの月日を要することに驚いております。

ワイン酵母を用いることで華やかな香りに!

写真は薩摩酒造からお借りしました。

「サツマアカネ」にワイン酵母を合わせることで、洋梨や蜂蜜の香りが引き立ったそうです!

亜樹穂
亜樹穂

ワイン酵母の詳細は公開されていないようですが、紅茶のような香りがするオレンジ芋と組み合わせてフルーティーな香りが引き立つのは驚きです…!
今回の『MUGEN白波』のコンセプトは「大人のリラックスシーン」のため、この香りを薩摩酒造さんは目指していたのかもしれませんね。

洋梨と蜂蜜をイメージしたきらびやかなラベル!

画像は薩摩酒造さんからお借りしました。

背景に黄色とグリーンをグラデーションすることで、熟した洋梨や蜂蜜の濃厚なイメージと果実の爽やかさの融合を表現したそうです。『MUGEN白波』のロゴを金箔にすることで、大人のリラックスシーンを演出したかったのだとか。

続いて、『MUGEN白波 The Rich Wave』の試飲レポートに移ります!

開栓するとさつま芋のスッキリした香り…?

MUGEN白波TRW
  • ジャンル 本格芋焼酎
  • アルコール度数 25度
  • さつま芋 (鹿児島県産・サツマアカネ)、米麹 (国内産米・白麹)
  • ソーダ割り、紅茶ソーダ割り
亜樹穂
亜樹穂

確かにこれまでの『MUGEN白波』のラベルと比較すると、ゴージャスな雰囲気が伝わってきますね!ラベルがとても華やかなので、店頭にあったら目を惹きそうです!

【氷なしソーダ割り】とろんとした蜂蜜のような香りが楽しめる!

MUGEN白波TRW_ソーダ割り
亜樹穂
亜樹穂

最初氷ありのソーダ割りにしたところ、芳醇なさつま芋の甘みは楽しめましたが蜂蜜のような香りは穏やかだったように思います。もしかしたら、温度が低すぎるのかな?と思い、氷なしソーダ割りをつくったところ、ふわっと蜂蜜のような甘い香りを感じられました!
温度で香りが変わるのはとても興味深かったです。

ソーダ割りのつくり方

  • 『MUGEN白波 The Rich Wave』
  •  炭酸水(無糖)
  • ロックアイス
  • マドラー

背の高いグラスにロックアイスを数個入れます。
ソーダ割りは冷えていた方がより美味しいので、マドラーでぐるぐる混ぜてグラスを冷やしましょう。
次に、『MUGEN白波 The Rich Wave』を5分目位まで注ぎます。
『MUGEN白波 The Rich Wave』と炭酸水が1:1になるのをイメージしながらつくってみましょう!(結構濃いめなので、お好みに合わせて分量を減らしてみてくださいね!)

それから、炭酸が抜けないようにグラスの縁から氷に当てないようゆっくりと炭酸水を注ぎます。
くるっとマドラーで一回ししたら完成!

【紅茶ソーダ割り】紅茶の香りとさつま芋の甘みがほんのりと楽しめる!

MUGEN白波TRW_紅茶ソーダ割り_2
亜樹穂
亜樹穂

「午後の紅茶 無糖」を使ってみましたが、サッパリして美味しいですね!
午後の紅茶の香りがしっかりめというのもあり、ちょっと蜂蜜のような香りは穏やかな印象に。
喉元でふわっとさつま芋の甘みが感じられます。

紅茶ソーダ割りのつくり方

  • 『MUGEN白波 The Rich Wave』
  •  炭酸水(無糖)
  • アイスティー
  • ロックアイス
  • マドラー

背の高いグラスにロックアイスを数個入れます。
次に、『MUGEN白波 The Rich Wave』を4分目位まで注ぎます。
続いて、アイスティーを先程入れた『MUGEN白波 The Rich Wave』の半分くらいの分量を注ぎます。最後に、『MUGEN白波 The Rich Wave』と同量の炭酸水を入れましょう。
最後にくるっとマドラーで一回ししたら完成!

紅茶:炭酸水:焼酎 1:2:2になるようイメージして作ってみましょう!
お好みで紅茶の割合を増やしてもいいかも。

『MUGEN白波 The Rich Wave』は蜂蜜のような甘い香りとさつま芋の優しい甘みを楽しめるサッパリ×シンプルな味わい

亜樹穂
亜樹穂

オレンジ芋の芋焼酎で蜂蜜のような甘い香りがしたことに驚きました!
口当たりもサッパリしているので、さつま芋の甘みの余韻も長く楽しめますね。

オススメの飲み方はソーダ割り!

MUGEN白波TRW_ソーダ割り_2
亜樹穂
亜樹穂

これからの暑い季節はやはりソーダ割りがいいですね!
焼酎ビギナーの方もまずはソーダ割りから試してもらい、様々な飲み方を試してもらえると嬉しいです!

おわりに

今回は『MUGEN白波 The Rich Wave』の試飲レポートをお届けしましたがいかがでしたか?
全国量販店、業務店、薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」、薩摩酒造さんの公式オンラインストアで発売しているそうですが、薩摩酒造さんの公式オンラインストアは残念ながら完売しておりました…!

キラキラとした「白波」のラベルを見つけたらぜひ試してみてくださいね!

投稿者プロフィール

亜樹穂
亜樹穂
焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長/焼酎プロモーター
好きなものはあん肝と白子。趣味は美味しい飲食店めぐりと酒屋さんめぐり

学生時代に本格焼酎と出会い、「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」「焼酎=パワフルのイメージを払拭したい」想いが強くなる。
その後独学で焼酎の勉強を始める。2021年3月に焼酎唎酒師を取得。