皆さん、こんばんは!一人でも多くの人に焼酎を飲むきっかけを与えたい。
焼酎プロモーターの亜樹穂です!本日は薩摩酒造さんの新作芋焼酎『MUGEN白波』を飲んでみたレポートをお届けします!
新作芋焼酎を探している方、いつも『さつま白波』を飲んでいる薩摩酒造ファンの方もお楽しみいただける内容となっています!
まずは、『MUGEN白波』の込められた薩摩酒造さんのこだわりからお伝えします!
2020年7月6日より『MUGEN白波』発売開始!
薩摩酒造株式会社は、数量限定のプレミアム焼酎『MUGEN白波』を2020年7月6日より、全国の量販店・業務店・薩摩酒造公式サイトで販売開始します!
『MUGEN白波』は、薩摩酒造さんの主力ブランド『さつま白波』から生まれたもので、2019年にも数量限定でリリースしています。
『MUGEN白波』の甘みを生み出す土室糖化芋(つちむろとうかいも)
薩摩酒造さんがさつま芋にとても強いこだわりを持たれていることは、みなさまよくご存知ではないかと思います。
『MUGEN白波』に使われている「土室糖化芋」も、「コガネセンガン」を土室で長期間寝かせて芋の持つ甘みを最大限に引き出すという、時間と手間をかけて作られたこだわりの芋。
この甘みを引き出す手法は2006年から試行錯誤がなされ、8年もの歲月をかけて確立されたそうです。 そしてこの手法・技術の特許を2014年に取得されています。
「コガネセンガン」に甘いイメージがあまりなかったのですが、薩摩酒造さん独自の技術で芋の味わいが変わるんですね…!
この技術を生み出すのに8年もの月日をかけていることから、それだけ『MUGEN白波』への想いが強いんだなと思います。
『MUGEN白波』のコクをつくりだすMUGEN蒸留
「MUGEN蒸留」とは、『MUGEN白波』のために開発された新しい蒸留技術のこと。
今までよりもさらに高いレベルで豊富な旨味成分をに閉じ込めています!
そのため主力銘柄『さつま白波』と比較すると、より甘く。より心地いい香りが楽しめるようになっています。
『MUGEN白波』のために蒸留技術まで一気に変えるなんてすごすぎます…!『さつま白波』と飲み比べるとより違いが分かりやすいのかもしれないですね!
原料の旨味を残す「荒濾過製法」
一般的な本格焼酎は「濾過」をして、油分などを取り除くことが多いです。対して、『MUGEN白波』は「荒濾過」をしています。そのため、僅かに白濁しています。白濁していますが、飲んでも全く問題ないのでご安心くださいませ!
「無濾過」は聞いたことがありますが「荒濾過」もあるんですね!初めて聞きました。原料の風味や香りがより楽しめそうな予感がします!
『MUGEN白波』を飲んでみた!
『MUGEN白波』
- アルコール度数 25度
- ジャンル 本格芋焼酎
- 原材料 さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)
- 飲み方 ロック、炭酸割り
写真は薩摩酒造様よりお借りしました。
本格焼酎を頑丈な袋で包装…!
『MUGEN白波』は、日光の影響による酸化を避けるためにUVカット袋に包装されています。
本格焼酎は茶色い瓶に入っていることが多いのに『MUGEN白波』は透明な瓶というのも関係していそうですね。
さらに、「酸化しやすい繊細な酒質」だから日光から守ったほうがいいのだとか。
この包装は、少しでも長く開栓した時の美味しさをお客様に味わってもらいたいという薩摩酒造さんの心遣いですね!
では、ここから試飲してみた感想を書いていきます!
ロックは芋の深い甘みと芳醇な香りを堪能できる!
グラスに注ぐと感じるのは、優しくて深みのある芋の香りと白ワインを思わせる芳醇な香り。今までに感じたことのない香りで思わず目が丸くなりました!笑
一口含むと芋のコクと旨味が穏やかに広がっていきます。
炭酸割りは爽快感が溢れてサッパリとした口当たりに!
炭酸割りにすると、さつま芋の香りと白ワインを思わせる芳醇な香りは少し落ち着く印象。
強炭酸水で割ったから、炭酸水の主張が少し強くなってしまったかもしれません。
爽快感を重視したい方は、炭酸の強さが中程度位の炭酸水で割ってみると香りと爽快感を味わえると思います!
『MUGEN白波』は芋の甘みと芳醇な香りが楽しめるサッパリ×フルーティーな味わい
喉の奥に残る余韻がまろやかで感動。最初から最後までずっと丸くて柔らかい味。
洗練されたオシャレな芋焼酎です。
焼酎ビギナーから焼酎ファンまで幅広い方にぜひ飲んでいただきたい味ですね。
オススメの飲み方はロック!
個人的には「ロック」がオススメです。
さつま芋の甘みと旨味、ふわっと香る芳醇な香りもまんべんなく楽しめる飲み方ではないでしょうか?
おわりに
『MUGEN白波』を飲んでみた!レポートいかがでしたか?
この記事を読んで、飲んでみたいな!と思ってもらえたらとても嬉しいです。
『MUGEN白波』は、今まで飲んだことのない新しい芋焼酎だな…と思いました。
ここまで芳醇な香りが楽しめると、ワインや日本酒を普段飲んでいる人も「こういうタイプの芋焼酎もあるんだ!美味しい!」と思うきっかけになりそうな1本になるのでは…!と
僭越ながら考えています。
投稿者プロフィール
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焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長/焼酎プロモーター
好きなものはあん肝と白子。趣味は美味しい飲食店めぐりと酒屋さんめぐり
学生時代に本格焼酎と出会い、「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」「焼酎=パワフルのイメージを払拭したい」想いが強くなる。
その後独学で焼酎の勉強を始める。2021年3月に焼酎唎酒師を取得。
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