皆さん、こんばんは!一人でも多くの人に焼酎を飲むきっかけを与えたい。焼酎プロモーターの亜樹穂です!
毎年、5月9日と10日は黒糖焼酎の日!ということで、改めて黒糖焼酎はどんなお酒なのか、なぜ私が黒糖焼酎をこんなにオススメするのかをお話できたらと思います。

後半には、最近飲んだ黒糖焼酎の飲んでみたレポートや黒糖焼酎が購入できる酒販店もご紹介しますので、今回の記事を読んで「黒糖焼酎飲んでみたいな…!」と思った方は参考にしてもらえたら嬉しいです!

黒糖焼酎が造れるのは奄美大島だけ!

本格焼酎は基本的に「酒類製造免許」を取得できれば芋焼酎や麦焼酎でも造ってもいいとされています。ただし、黒糖焼酎を造れるのは奄美大島だけ。なぜなのでしょう?

焼酎ファン・焼酎ビギナー向けトピック

なぜ黒糖焼酎は奄美群島でしか造れないの?

17 世紀頃、奄美群島でサトウキビの栽培が本格的に始まったとされています。奄美群島の人々は、サトウキビを年貢として納めていたため焼酎造りに使っていたものは麹と粟、椎の実などでした。

黒糖が焼酎の原料に使われるのは太平洋戦争が影響しています。戦後も奄美群島は米軍の占領下にあり、黒糖を島外に輸出することができません。
サトウキビは余っていく一方…行き場をなくしたサトウキビを使うために黒糖焼酎は誕生。

糖類を原料とした蒸留酒は、一般的に「ラム酒(スピリッツ)」に分類されます。1953年に奄美群島が日本に復帰した時、焼酎とスピリッツにはとんでもないくらいの酒税格差があったのだとか。

奄美群島で黒糖焼酎が造られた背景を考慮し、2つの条件を満たすお酒を焼酎として特別に認めることに。
①奄美群島で造られていること
②黒糖と米麹で造られていること

参考)亜熱帯の島で醸される唯一無二の島酒。奄美黒糖焼酎の極上の愉しみ方
   「お酒のはなし 焼酎2」P6,2018年2月,独立行政法人酒類総合研究所

亜樹穂
亜樹穂

こんな歴史的背景が黒糖焼酎に隠されていたとは…!
当時の奄美群島の人々はどんな思いで黒糖焼酎を造っていたのだろう…と想いを馳せたくなりますね。

黒糖焼酎オススメ3選!

黒糖焼酎の歴史を聞いて、「黒糖焼酎ってちょっとおもしろいかも…でも何から飲もうかな?」と思った方もいらっしゃると思うので、私のオススメをご紹介します!

【焼酎ビギナー向け】『長期貯蔵 里の曙』

里の曙
  • メーカー名 町田酒造
  • アルコール度数 25度
  • 飲み方 水割り・炭酸割り
亜樹穂
亜樹穂

黒糖焼酎の中でも特にサッパリとした口当たりで飲みやすいです!
水まんじゅうのような軽い口当たりの中に甘さが隠れているものが好きな人にオススメ!

【焼酎ビギナー向け】『まんこい』

まんこいとロック
  • メーカー名 弥生焼酎醸造所
  • アルコール度数 30度
  • 飲み方 ロック・水割り
亜樹穂
亜樹穂

黒糖のコクのある甘みを試すならこちら!
焼酎ビギナーは杜氏の川崎さんイチオシ「まんこいレモンサワー」で飲んでみることもオススメ!

【焼酎ファン向け】『奄美5年古酒』

  • メーカー名 奄美酒類
  • アルコール度数 40度
  • 飲み方 ストレート、ロック
亜樹穂
亜樹穂

黒糖焼酎の素材の香り、味わいを堪能したい!と言う方やラム酒を普段飲むよ!という方にオススメ。チェイサーのご用意を忘れずに!笑

焼酎ビギナー向けトピック

原酒と古酒って何が違うの?

原酒は、アルコール度数が36度以上・蒸留後に水、添加物等を一切入れない焼酎のこと。(輸入もの、泡盛を除く)

古酒は、お酒全量が3年以上貯蔵した状態のもの

参考)「お酒のはなし 焼酎3」P6,2018年2月,独立行政法人酒類総合研究所

亜樹穂
亜樹穂

原酒と古酒は響きは似ていますが、意味は全然違いますね…!アルコール度数はどちらも高いですが味は全然違うので、飲み比べて選んでみてくださいね!

都内で黒糖焼酎を購入するなら「十条大林」がオススメ!

「オススメの黒糖焼酎も知れたことだし、黒糖焼酎飲みたい!」そう思ったあなたは、北区十条にある酒販店 酒の大林さんに足を運んでみることをオススメします。

大の黒糖焼酎好きの店員さんが丁寧に黒糖焼酎の銘柄ごとの味わいの違い、オススメの飲み方を教えてくれます!
今年の1月には町田酒造さんと一緒に試飲会のイベントも開いていたそうです!

亜樹穂
亜樹穂

私も先日、焼酎を求めて大林さんに足を運んだのですが黒糖焼酎の品揃えの豊富さは感動…!お店の方と焼酎談義も弾み楽しい時間を過ごしました◎

黒糖焼酎をもっと飲もう!

焼酎をよく飲む方でも、意外と飲んでいない焼酎は黒糖焼酎ではないでしょうか?
芋焼酎や麦焼酎は飲むけど、黒糖焼酎はそんなに飲まないかも…という友人も私の周りにいます。おそらく、味の想像がつかないから飲まないのかもしれないのではないでしょうか?

個人的には、焼酎ビギナーは黒糖焼酎から飲み始めてもらいたいと考えています。優しい黒糖の香りと口にほんのり残る余韻はビギナーでも飲みやすいです!

亜樹穂
亜樹穂

黒糖焼酎の認知度がもっと上がり、飲食店でも黒糖焼酎が5種類くらい置いていることが当たり前になってくれたらいいなと思います!

おわりに

「黒糖焼酎への熱い想いを語る!」いかがでしたか?現在、奄美群島では26の焼酎蔵が黒糖焼酎を造っているそうです。蔵元ごとにどんな味わいの黒糖焼酎を提供しているのか酒蔵見学をしてみたいものです。

『RANBIKI』では今後も黒糖焼酎を応援していきたいと思います!

投稿者プロフィール

亜樹穂
亜樹穂
焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長/焼酎プロモーター
1994年生まれ。東京都出身。
好きなものはあん肝と白子。趣味は美味しい飲食店めぐり
味や香りを表現する方法として、音楽や映画を用いることに挑戦中。

学生時代に本格焼酎と出会い、「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」「焼酎=パワフルのイメージを払拭したい」想いが強くなる。
その後独学で焼酎の勉強を始める。現在は焼酎唎酒師を取得しようと奮闘中。