皆さん、こんばんは!一人でも多くの人に焼酎を飲むきっかけを与えたい。
焼酎プロモーターの亜樹穂です!
本日は2021年6月のインスタライブでお届けした本格焼酎×日本の銘菓のペアリング「わびさびペア探し」第3回 熊本の銘菓「陣太鼓」「松風」をこちらの記事でもお話できればと思います!

そもそも「わびさびペア」ってなんだろう?と思われた方は、こちらの記事も合わせてご覧くださいませ!
前半では、「陣太鼓」「松風」の歴史を、後半では本格焼酎とのペアリングをご紹介します!

陣太鼓はお餅を小豆で包んだお菓子

陣太鼓は、お菓子の香梅さんが昭和33年(1958)から発売されているお菓子です。
原料に北海道産の大納言あずき、砂糖、麦芽糖、餅粉、水飴、寒天、食塩が使われています。

また、陣太鼓を購入すると、紙ナイフがついてきます。
この紙ナイフは国内初の試みなのだとか。
紙なのに外のフィルムと陣太鼓を切れるので、手を汚さずに食べやすい大きさに切ることができます!
レギュラーの味は小豆ですが、熊本県に行くと抹茶味の陣太鼓も楽しめるそうですよ!

参考)お菓子の香梅さん公式サイト

亜樹穂
亜樹穂

熊本の銘菓といえば、陣太鼓を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
常温で食べても美味しいのですが、冷やして食べると味がより引き締まります。
小豆もお餅も甘さが控えめなので、食後のデザートにもちょうどいいですね!

松風は日本一薄い和菓子!

松風は、明治30年(1897)に創業した松風本家正観寺丸宝さんが製造・販売している和菓子です。
日本一薄い和菓子とされており、その厚さはなんと1.2mm!!
この薄い生地は、湿度と気温の影響を受けて風味と食感が変わりやすいそうです。
そのため、季節によって職人さんは作り方を変えているそうですよ‥!

熊本の松風に使われている原料は、良質な小麦粉、甜菜糖、地卵、芥子の実です。
松風は、京都で南朝天皇家の警護に当たっていた南北朝時代の豪族”菊池一族”が熊本県に持ち帰った京文化のひとつと言われているそうです。

そのため、京都にも松風という名前のお菓子はありますが熊本の松風と見た目が全く異なるのだとか。
熊本の松風は薄さが特徴であるのに対し、京都の松風は蒸しパンのように分厚くふわっとした食感が楽しめるそうです!

参考)松風本家正観寺丸宝さん公式サイト

亜樹穂
亜樹穂

松風は初めて食べました!開けた時、思った以上の枚数の松風が袋から出てきてびっくり。笑
パリパリ食感とどこかニッキのような風味を感じさせる優しい味わい。。
芥子の実の香ばしい香りにほっこりします。
手軽に楽しめる和菓子なので、おやつにちょうどいいなと思います!

米焼酎『誉の露』と『球磨の泉』を合わせてみた!

原料から考えてもいいけど、地場のものを今回は組み合わせてみようかなと思いました!
球磨焼酎とはたくさんありますが、なぜこの銘柄にしようと思ったのかをお伝えするべくそれぞれの味わいを簡単にお話できればと思います。

『誉の露』は常圧蒸留・黒麹・甕貯蔵なので、素材のどっしりとした旨味と柔らかい味わいと楽しめます。

『球磨の泉』は常圧蒸留・長期貯蔵で、口当たりが軽くスッキリとした味わいを楽しめます。

結論から申し上げますと、飲み方を変えれば両方とも相性抜群です!笑
まずは陣太鼓から考えてみましょう!

かるかん(餡入り)の経験から、小豆には黒麹のどっしりとした味わいが合うのでは?と思いました。
しかし、陣太鼓が想定以上に甘さが控えめだったのでどっしりとした味わいとの組み合わせはちょっと違うかも‥?と思いました。
もしかしたら、スッキリしたもの同士の掛け算の方が美味しいのでは?と思い『球磨の泉』と合わせてみると口の中でまろやかな味わいに‥!

次に松風を考えてみましょう。
松風は、芥子の実の香ばしい香りと八つ橋のニッキのような風味を感じられます。
この香ばしい風味はふわっと包み込むような味わいとなら調和してくれそう。
ならば、『誉の露』と合わせてみたところ口の中でまあるい味わいに‥!

焼酎ファン向けトピックス

球磨焼酎のRebornシリーズとは?

Rebornシリーズは、2020年7月の豪雨災害にみまわれた熊本県人吉球磨地方の復興支援商品!
Rebornシリーズの売上の一部は、球磨焼酎酒造組合や人吉球磨観光地域づくり協議会の寄付金にあてられます。
熊本県のアンテナショップで購入できるので、見かけたら手にとってもいいかも?

わびさびペアを銘菓の風味から探した結果は‥?

陣太鼓は‥!

『球磨の泉』ストレート ◎
『誉の露』お湯割り ◯

松風は‥!

『誉の露』お湯割り ◎
『球磨の泉』ロック ◯

味わいの異なる球磨焼酎は、飲み方を変えるだけで両方の銘菓に合うという結果が得られました!

個人的に今回学びになったのは、ストレートで飲んだ第一印象にとらわれすぎないことです!
ストレートで飲んだ時に「この味わいだとどうだろう‥?」と少し不安になっても、お湯割りやロックなど飲み方を変えることで、口当たりから余韻まで大きく変わる。
飲み方が豊富な本格焼酎だからこそできる「わびさびペア探し」なのだと改めて実感しました!

おわりに

今回は、「わびさびペア探し」~vol.3~熊本の銘菓編をお届けしました!
いかがでしたか?
やはり地場のもの同士の組み合わせは間違いないですね!

こんな銘菓とのペアリングが見たい!というリクエストも引き続きお待ちしています!

投稿者プロフィール

亜樹穂
亜樹穂
焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長/焼酎プロモーター
1994年生まれ。東京都出身。
好きなものはあん肝と白子。趣味は美味しい飲食店めぐりと酒屋さんめぐり

学生時代に本格焼酎と出会い、「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」「焼酎=パワフルのイメージを払拭したい」想いが強くなる。
その後独学で焼酎の勉強を始める。2021年3月に焼酎唎酒師を取得。