皆さん、こんばんは!一人でも多くの人に焼酎を飲むきっかけを与えたい。
焼酎プロモーターの亜樹穂です!
本日は、薩摩酒造さんの新商品『MUGEN白波 THE COOL WAVE』の試飲レポートをお届け!
『MUGEN白波』とは2019年から数量限定で発売されている「本格焼酎の無限の可能性を追求するブランド」です。
2019年に第1弾、2021年に第2弾を発売しており、商品ごとに違いを楽しめる銘柄となっています。
第1弾(2019年発売)『MUGEN白波』の試飲レポートはこちら!
第2弾(2021年発売)『MUGEN白波 The Tropical Wave』の試飲レポートはこちら!
にありますので、よかったら合わせてご覧くださいませ!
第3弾となる2022年の『MUGEN白波』はどんな味わいなのでしょうか?
今回の記事は、薩摩酒造さんのファンはもちろん本格焼酎のソーダ割り好きにも楽しんでいただける内容になっています!
『MUGEN白波 THE COOL WAVE』は2022年7月4日より出荷開始!
薩摩酒造さんは炭酸割りに特化した焼酎『MUGEN白波 THE COOL WAVE』を7月4日より出荷されています!
焼酎業界では、従来の芋の香りを楽しめる本格焼酎だけでなく、サッパリした口当たりとフルーティーな香りが楽しめる本格焼酎にも注目されているようです。
こういった味わいの本格焼酎は焼酎に馴染みのない方にも好評で、特にソーダ割りで飲む方も多いのだとか。
そこで、今年の『MUGEN白波 THE COOL WAVE』もフルーティーな香りが楽しめる本格焼酎に仕上げようと考えたそうです!
昨年との違いとして意識されたのは、キンキンに冷やすとより美味しさがアップする所だそう。
自宅の冷蔵庫で入れてもよし、クーラーボックスでしっかり冷やして、夏のアウトドアのお供にするのもおすすめされています。
焼酎業界で注目されている本格焼酎の方向性は、まさにRANBIKIがオススメしているサパフル焼酎と同じ方向性…!
個人的にとっても嬉しいです!
続いて、『MUGEN白波 THE COOL WAVE』のこだわりポイントを紹介します!
清酒酵母を使用し、リンゴのような香りと味わいに!
『MUGEN白波 THE COOL WAVE』は清酒酵母を使用して造られています。
薩摩酒造さんが焼酎造りに清酒酵母を用いるのは今回が初めてだそう。
清酒酵母を使用することで、薩摩酒造さんの既存商品に比べ香気成分(焼酎の香り)の量が格段に上がっています。
少し細かいお話になりますが、 カプロン酸エチル(華やかなアップル、パイナップルを連想させる香 り )が約 18 倍以上 、 カプリル酸エチル(白ワインに含まれ、アプリコットやパイナップル のような フルーティ ー な香 り )が約 4.6倍になったそう。
数字で見ると、いわゆる芋焼酎と呼ばれるものよりフルーティーな香りがたくさん含まれていることがよりわかりますね!
清酒酵母を使うことで、リンゴやパイナップルのような香りが生まれることに驚きです!
今まで使ったことのない酵母を使用することに薩摩酒造のチャレンジ精神が伝わってきますね!
清酒酵母の特性を引き出すべく低温発酵に挑戦!
清酒酵母は日本酒造りに使われる酵母。日本酒といえば寒い地域で造られるイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
寒い地域で清酒酵母を使うのは問題ないのですが、薩摩酒造さんが位置する鹿児島はとても暑いことが特徴です。
そのため、鹿児島でも清酒酵母で芋焼酎を造れるのかを確かめるべく寒い時期に何度も商品開発に励んでいたそう。
寒い時期に酒造りを行うことにはどんな問題があるのでしょうか。それはもろみ(ざっくりといえば本格焼酎の元となるもの)に問題がありました。
焼酎造りで使われるもろみは通常の仕込みでは、自然と対流が生まれるため自然と混ざってくれるそうです。
一方で、低温下のもろみは対流が生まれないため、何度も櫂入れをする必要があったのだとか。さらに、低温下だと原料の糖化(でんぷんが糖に分解される)も時間がかかるのだそう‥!
『MUGEN白波 THE COOL WAVE』のこだわりはここまで!さらに大きなトピックをお伝えできればと思います!
Kura Master「本格焼酎・泡盛コンクール2022」の芋焼酎部門でプラチナ賞(TOP2)を受賞!
「Kura Master 」は 2017 年から始まったフランスの地で行う日本酒コンクールのことです。フランス人を中心にしたヨーロッパの審査員たちがブラインドによるテイスティングを行い、フランス人のための日本酒を決定します!
その Kura Master に 2021 年 からは 本格焼酎・泡盛コンクールが新設されています。
2022年には、芋焼酎部門、米焼酎部門、麦焼酎部門、バリエーション焼酎部門、フレーバー焼酎部門、泡盛部門、樽貯蔵(焼酎・泡盛)部門、プレステージ コウジ(焼酎・泡盛)スピリッツ部門の 8 つのカテゴリーで審査が行われています。
薩摩酒造さんは、『MUGEN白波 THE COOL WAVE』を発売前にKura Masterに出品したところ、芋焼酎部門でプラチナ賞を受賞したそうです!
おお!なんと嬉しいニュース!プラチナ賞受賞おめでとうございます!
海外でも『MUGEN白波 THE COOL WAVE』の味わいは、海外でもお墨付きなのはとっても嬉しいです!海外でもサパフル焼酎から本格焼酎に興味を持つ方が増えるといいなぁ。
では、続いて試飲レポートをお届けします!
開栓するとリンゴのような香り‥!
- ジャンル 本格芋焼酎
- アルコール度数 25度
- 原材料 さつま芋(鹿児島県産)、米麹
- 飲み方 ソーダ割り、ストレート(冷やして)
今年のラベルは、葛飾北斎さんの「波」を彷彿とさせますね‥!
常温のストレートと冷やしたストレートを飲み比べてみたのですが、冷やした方がリンゴのような香りとさつま芋の甘みが濃くなったように感じました!
冷やすことで、味わいも丸くなったように感じます。
温度変化で好みが分かれるかもです!
【ソーダ割り】リンゴのような香りとサッパリした口当たりを楽しめる!
ソーダ割りにすると、リンゴのような香りは穏やかになりますね‥!
ほんのりと日本酒みたいな香りもしますね。ちょっとメロンを彷彿とさせるような。
口当たりはとってもサッパリしてて、ほんのりとさつま芋の甘みが感じられますね。
いい意味で芋焼酎らしくない芋焼酎ですね!
『MUGEN白波 THE COOL WAVE』はサッパリした口当たりとリンゴのような香りと甘みを楽しめるサッパリ×フルーティーな味わい
本格焼酎の香りでリンゴのような香りがするのは珍しいなと思いました!
この香りとサッパリした口当たりは、焼酎ビギナーはもちろんのこと普段日本酒をよく飲む方にもオススメしたくなります。
爽やかな印象なので、揚げ物や少し味付けがしっかりした料理にも合うかもしれません。
オススメの飲み方はソーダ割り!
オススメの飲み方はやっぱりソーダ割り!
薩摩酒造さんのオススメの割り方は、『MUGEN白波 THE COOL WAVE』:炭酸水が3:7になるといいそうです!
気持ち少し薄め位がいいのかもしれませんね。
『MUGEN白波 THE COOL WAVE』を事前に冷やしておくか否かで印象が変わるので、飲み比べてみるのもオススメです!
ソーダ割りのつくり方
- 『MUGEN白波 THE COOL WAVE』
- 炭酸水(無糖)
- ロックアイス
- マドラー
背の高いグラスにロックアイスを並々と入れます。
ソーダ割りは冷えていた方がより美味しいので、マドラーでぐるぐる混ぜてグラスを冷やしましょう。
次に、『MUGEN白波 THE COOL WAVE』を3分目位まで注ぎます。
『MUGEN白波 THE COOL WAVE』と炭酸水が3:7になるのをイメージしながらつくってみましょう!
それから、炭酸が抜けないようにグラスの縁から氷に当てないようゆっくりと炭酸水を注ぎます。
くるっとマドラーで一回ししたら完成!
おわりに
今回は、『MUGEN白波 THE COOL WAVE』の試飲レポートをお届けしました!
ソーダ割りで飲んだ印象とストレートで飲んだ印象が大きく異なったのが印象的です。
ソーダ割りも美味しいですが、しっかりとリンゴのような香りと甘みを堪能したい時はストレート(冷やしたもの)もいいなと思っています。
『MUGEN白波 THE COOL WAVE』は、全国量販店、酒販店、 薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」 、薩摩酒造さんの公式オンラインストアにて発売されます!
気になった方はお試しくださいませ!
投稿者プロフィール
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焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長/焼酎プロモーター
好きなものはあん肝と白子。趣味は美味しい飲食店めぐりと酒屋さんめぐり
学生時代に本格焼酎と出会い、「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」「焼酎=パワフルのイメージを払拭したい」想いが強くなる。
その後独学で焼酎の勉強を始める。2021年3月に焼酎唎酒師を取得。
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