皆さんこんばんは!一人でも多くの人に焼酎を飲むきっかけを与えたい。焼酎プロモーターの亜樹穂です!
今回は濵田酒造さんの新作麦焼酎『うかぜ』の試飲レポートをお届けします。濵田酒造ファンはもちろんのこと、麦焼酎ファンにも楽しんでもらえる内容になっています!
本格麦焼酎『うかぜ』は2023年9月26日より発売開始!
2023年9月26日に本格麦焼酎『うかぜ』が濵田酒造さんから発売されました!
『うかぜ』は個性豊かな4種類の原酒をブレンドすることで、スッキリした口当たりと甘く芳ばしい味わいが両立した新たな酒質を実現しています。また、割り方を変えることで味わいも変化するそうです!
本格焼酎というと芋焼酎のイメージを持つ方が多いかもしれませんが、国税庁の調査によると、実は芋焼酎と麦焼酎の市場規模は同じくらいあるそうです。その中でも普段から麦焼酎を購入する年齢層を調べたところ、40代以上であることを確認できたのだとか。
40代以上の中でも、麦焼酎が広がった1980年代の第2次焼酎ブーム経験者は、自分たちの定番の銘柄が固定している傾向にあることから、その下の世代の40代から50代前半の団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニアをメインターゲットに据え、新しい麦焼酎を楽しんでもらおうと考えたそうですよ。
4種類の原酒をバランスよくブレンドするのはなかなか大変そうなイメージがありますね。今回は麦焼酎を普段から飲み慣れている方向けに商品開発をしたそうなので、普段飲んでいるラインナップに加わることができるかどうかが鍵になりそうです。
続いて、『うかぜ』のコンセプトを紹介します!
4つ原酒の個性を活かすために追求したブレンド技術
『うかぜ』は芳薫原酒と芳醇原酒と樽熟原酒と淡麗原酒の4種を1%単位で調整し、絶妙なバランスでブレンドしています。このような4つの個性を重ね、調和させる手法を「カルテットブレンド」と呼んでいるそう。
この手法をとったのは軽快な口当たりを維持した状態で、ビスケットやパンを彷彿とさせる「甘芳ばしさ」と麦本来の味わいを両立させたいと考えたとのことです。
サッパリした口当たりの麦焼酎と芳ばしい香りが楽しめる麦焼酎をブレンドするのはイメージがつきやすいのですが、樽熟成の麦焼酎もブレンドしていることに驚きました!1%単位で調整し、納得のいく味わいを追求されたブレンダーさんは本当にすごい‥
麦焼酎市場に”大きな風を吹かす”『うかぜ』
ブランド名の『うかぜ』は鹿児島弁で「おおかぜ」に由来しています。麦焼酎市場に”大きな風を吹かせる” 意気込みも込めているそうです。
また、ラベルに描かれている4色のイラストは、「4つの原酒の調和」をイメージしているそうです!
次から試飲レポートに移ります!
開栓すると麦の甘く優しい香り‥!
- ジャンル 本格焼酎
- アルコール度数 25度
- 原材料 麦(豪州産・国産)、麦麹
- 飲み方 水割り、お湯割り
調和をイメージした4色が重なりあってて、オシャレなデザインのボトルですね!
『うかぜ』の文字も丸みがあって可愛らしいです。
【お湯割り】ジャスミン茶を思わせる香りと麦の甘く芳ばしい味わい
お湯割りにすると麦の甘く芳ばしい香りだけでなく、ジャスミン茶のような白い花の香りも感じられますね!麦焼酎で白いお花に近い香りを感じることがなかなかないので新鮮です。麦の優しい甘みが喉元でじんわり広がる感覚が心地良いです。
お湯割りのつくり方
お湯を沸かし、70度位まで冷ます。(温度計があればはかりましょう!)
そのお湯を酒器に注ぐ。お湯は5割位を目安に。(お酒あまり強くない方は6割位いれましょう!)
次に『うかぜ』ゆっくりと注ぐ。(一気に入れて焼酎の温度が急に上がることを防ぐために)
温度差により、対流が生まれるため数十秒ほど放置してから飲みましょう!
【水割り】スッキリした口当たりと麦のキリッとした味わい
水割りにすると香りが全体的に穏やかになる印象を受けました。お湯割りだと余韻が持続しているのに対して、水割りにするとキレを感じますね。サッパリした味わいを求めている時は水割りにしても良さそうです!
水割りのつくり方
少し背の高いグラスを用意します。
グラスにロックアイスを並々と入れてから、グラスの3~4分目くらいまで『うかぜ』を注ぎます。
次に水(天然水)を注いでから軽くマドラーで混ぜたらできあがり!
『うかぜ』はジャスミン茶のような香りと麦の甘く芳ばしい風味が楽しめるサッパリ×シンプルな味わい
スッキリした口当たりで素材の味わいも楽しめるので、麦焼酎ファンはもちろんのこと、麦焼酎ビギナーにも勧めやすい1本のように感じました。割り方を変えることで、香りや風味が大きく変わるので、その日の気分に合わせて変更できるのは嬉しいポイントですね!
オススメの飲み方はお湯割り!
これからだんだん肌寒くなってくるので、お湯割りがいいですね!
1日の終わりに『うかぜ』のお湯割りを飲み、疲れを癒やすのはいかがでしょうか。
お湯割りに不慣れな方は最初は薄めにして、「もう少し濃くてもいいかも?」と思ったら足してもいいですね。
おわりに
今回は『うかぜ』試飲レポートをお届けしました!いかがでしたか?
店頭に置かれている麦焼酎には様々な銘柄がありますが、『うかぜ』が麦焼酎市場に大きな風を吹かすことが楽しみですね!
9月26日から全国で発売開始しましたし濵田グループオンラインショップShochu.Lifeでも発売中です。気になる方は試してみてくださいね!
投稿者プロフィール
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焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長/焼酎プロモーター
好きなものはあん肝と白子。趣味は美味しい飲食店めぐりと酒屋さんめぐり
学生時代に本格焼酎と出会い、「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」「焼酎=パワフルのイメージを払拭したい」想いが強くなる。
その後独学で焼酎の勉強を始める。2021年3月に焼酎唎酒師を取得。
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