皆さん、こんばんは!一人でも多くの人に焼酎を飲むきっかけを与えたい。焼酎プロモーターの亜樹穂です!今回は中目黒の駅前にある中目黒GTタワー前広場で開催された「冬にお湯割りを飲むイベント」参加レポートをお届けします!

今回の記事は、お湯割りファン、焼酎イベントに興味がある方にも楽しんでいただける内容になっています。

事前申込不要で入場料も無料なお湯割り特化イベント!

2024年2月17日に初めて「冬にお湯割りを飲むイベント」が開催されました。
今年は参加蔵とフードブースを拡大するかたちで第2回が開催されました!
コイン1枚でお湯割り・前割り燗(事前に焼酎と水を割った前割りを温めたもの)1杯と交換できます。(フードはコイン2枚の場合もあり)

今回のイベントの概要はこちら!

日時:2025年2月15日(土)12:00~18:00
会場:中目黒GTタワー前広場
入場料:無料
※受付でグラスとコインを購入する必要あり

出店された焼酎蔵はこちら!(順不同・敬省略)

  • 柳田酒造
  • 中村酒造場
  • 佐藤酒造
  • 松露酒造
  • 古澤醸造
  • 五島灘酒造
  • 国分酒造
  • 常徳屋酒造場
  • 大和桜酒造
  • 冨田酒造場
  • 天草酒造
  • 渡邊酒造場
  • 大海酒造
  • 藤居醸造
  • 大石酒造
  • 弥生焼酎醸造場
  • 小牧醸造
  • 知覧醸造
  • 重家酒造
  • 万膳酒造
  • 高田酒造場
  • 尾込商店
  • 西酒造
  • すき酒造
  • 寿福酒造場

フードブースはこちら!(順不同・敬省略)

  • 太子堂 籠(かご)
  • 五月四日(いつきよっか)
  • TANASUKE(タナスケ)
  • 焼売スタンドしじみ
  • キッチンかねじょう
  • ローストチキンコオロギ

宮崎の美味しいもの物産展コーナーもありました!

  • 新宿みやざき館KONNE
亜樹穂
亜樹穂

こんなにたくさんの蔵元さんが中目黒に来ていただけるなんて嬉しすぎますね!
しかもすべてお湯割りか前割りのお燗なので、寒空の下で飲むのにピッタリ。
フードブースもイベントでしか食べられない限定メニューを提供していたそうです◎

【大海酒造】『大海茶房庵』

鹿児島県鹿屋市に位置する大海酒造さん。
有機肥料を使い農薬になるべく頼らずお茶栽培を行う「和香園(志布志市有明町)」の茶葉と地元産のさつま芋(紅はるか)で仕込まれた芋焼酎。
今回は『大海茶房庵』に天然水やあるものを加えた大海酒造さんオリジナルお茶燗をご用意してくれました!

亜樹穂
亜樹穂

『大海茶房庵』は緑茶の優しい香りとさつまいもの甘みが楽しめるのが特長なのですが、イベントでいただいたお茶燗は後味の甘みがよりしっかりしており、より味わいがまろやかになっている印象を受けました!
あと、いつもお世話になっている前田さんにようやくご挨拶できて本当にありがたかったです!

【五島灘酒造】『月にホエール』

五島列島に位置する五島灘酒造さん。
『月にホエール』は昨年終売した『五島灘白麹』の後継として試作した芋焼酎だそう。(2025年2月時点では未発売銘柄だったのでレア)
今回は、事前に前割りしたものをお燗にして出してくださいました!

亜樹穂
亜樹穂

『月にホエール』のネーミングがキャッチーですよね!どうやら五島列島では、捕鯨の習わしがあるため「吠える」と「ホエール」をかけているようです!笑
スッキリとした口当たりと芋の甘みがほんのりと感じられて心地よかったです。

【松露酒造】『心水 motomi(黒麹)』

宮崎県串間市に位置する松露酒造さん。
『心水(黒麹)』は、毎年2月に数量限定で発売される芋焼酎。『心水(白麹)』はソーダ割りや水割りで楽しんでもらうために香りを強く引き出したそうですが、『心水 (黒麹)』はお湯割りで楽しんでもらうために香りを控えめにしたそう。
こちらのお湯割りをいただきました!

亜樹穂
亜樹穂

『心水(白麹)』が個人的にとても好みだったので、『心水(黒麹)』はどんな味わいなのだろう?とワクワクしながら飲みました!『心水(黒麹)』は確かに香りが控えめでさつま芋の優しい甘みがじわじわ感じられて心地よかったです。

【国分酒造】『蔓無源氏 前割り』

鹿児島県霧島市に位置する国分酒造さん。
『蔓無源氏』という幻のさつま芋「蔓無源氏」から造られた芋焼酎。今回のイベントに持ってきていただいたのは『蔓無源氏 前割り』!
前割りなので蔵元さんで事前にお水を加えてアルコール度数を14度に薄めたもの。
こちらをお燗にしたものをいただきました。

亜樹穂
亜樹穂

『蔓無源氏』の25度をお湯割りしたものと『蔓無源氏 前割り』14度のお燗は全然味が違っており衝撃を受けました!『蔓無源氏 前割り』のお燗は、さつま芋の甘みにより奥行きが感じられ、余韻が長く続いたことが印象的でした‥!

【天草酒造】『池の露』

熊本県天草市に位置する天草酒造さん。
この青いラベルの『池の露』はさつま芋、米麹に使うお米も手づくりで行っており、製造工程もすべて手作業で行ってる1本だそう。
こちらのお湯割りをいただきました!

亜樹穂
亜樹穂

『池の露』のお湯割りは、一口含むとふくよかなお芋の甘みがどっと押し寄せてきます。余韻は少しどっしりとしているので、飲み応えがありますね!

【中村酒造場】『なかむら新焼酎』

鹿児島県霧島市に位置する中村酒造場さん。
毎年11月に発売される『なかむら新焼酎』中村慎弥さんが毎年熱い想いを込めて発売しています。今回のコンセプトは「グラデーション(移ろい)」で複数の原酒をブレンドして仕上げた1本だそう。
こちらのお湯割りをいただきました!

亜樹穂
亜樹穂

お湯割りにすると香りが穏やかでまろやかな味わいになりますね!
以前別のイベントで『なかむら新焼酎』を氷なし水割りでいただいた時とまた表情が変わったので、飲み方を変えると味わいが変わるのも焼酎の魅力だなと考えながらいただきました。

【佐藤酒造】『佐藤(白麹)』

鹿児島県霧島市に位置する佐藤酒造さん。
最近、佐藤寿峻さんは焼酎イベントで『佐藤(白麹)』を提供することが多いそう。白麹のお湯割りの方が長く飲み続けられるからオススメしたいそうですよ◎
こちらのお湯割りをいただきました!

亜樹穂
亜樹穂

『佐藤』と聞くとなんとなく黒麹のイメージがあったので『佐藤(白麹)』を飲んだのは結構久しぶりだったかもしれません。口当たりもまろやかでさつま芋の優しい甘みがじんわりと広がりますね。

【重家酒造】『ちんぐ燗割り焼酎』

長崎県壱岐市に位置する重家酒造さん。
『ちんぐ燗割り焼酎』はアルコール度数が14度でお燗して飲むことを前提に造られた焼酎。お燗のための焼酎なので冬季限定で発売しているそう。
こちらのお燗をいただきました!

亜樹穂
亜樹穂

『ちんぐ白麹』が好きでよくいただくのですが、『ちんぐ燗割り焼酎』は初めていただきました!お燗にすることでほのかに麦の香ばしい香りと米麹の甘みがじわじわと広がります。

【大和桜酒造】『大和桜』

鹿児島県いちき串木野市に位置する大和桜酒造さん。
『大和桜』は大和桜酒造さんの定番商品。パキっとした色使いのラベルがいいですよね。
こちらのお燗をいただきました!

亜樹穂
亜樹穂

今回いただいたのはお燗の『大和桜』!お湯割りに比べると、味に丸みがあるように感じます。温めるとさつま芋のしっかりとした香りが立ちますね!
一口飲むとどっしりとした口当たり。ガツンとしたコクと旨味が喉元に広がっていきます。

【藤居醸造】『新焼酎 特蒸泰明』

大分県豊後大野市に位置する藤居醸造さん。
毎年2月〜4月に発売されている『新焼酎 特蒸泰明』できたてホヤホヤの焼酎なので、普段の『泰明』よりもより香りが香ばしくなっているそう。
こちらのお湯割りをいただきました!

亜樹穂
亜樹穂

『新焼酎 特蒸泰明』いただいたの、もしかしたら初めてだったかも‥?
麦の香ばしい香りに驚きました!口当たりも新焼酎ならではの旨味とコクがしっかり感じられますね。最後に残る麦のどっしりとした甘みも心地良いです。

おわりに

今回は、お湯割りイベントのレポートをお届けしました!
やはり蔵元さんが直接入れてくれるお湯割りやお燗はより美味しく感じますね◎
お燗が良すぎて家でもお燗やりたくなりました‥!また来年も開催されましたら、ぜひ伺いたいです!

投稿者プロフィール

亜樹穂
亜樹穂
焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長/焼酎プロモーター
好きなものはあん肝と白子。趣味は美味しい飲食店めぐりと酒屋さんめぐり

学生時代に本格焼酎と出会い、「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」「焼酎=パワフルのイメージを払拭したい」想いが強くなる。
その後独学で焼酎の勉強を始める。2021年3月に焼酎唎酒師を取得。