皆さん、こんばんは!一人でも多くの人に焼酎を飲むきっかけを与えたい。
焼酎プロモーターの亜樹穂です!今回は2025年2月18日に発売される『CHILL GREEN bitter & tropical』(チルグリーン ビターアンドトロピカル)のこだわりと試飲レポートをお届けします!
前半では『CHILL GREEN bitter & tropical』のこだわりのお話を、後半では私の試飲レポートと新商品発表会の模様をお伝えできればと思います。
今回の記事は、濵田酒造ファンはもちろんのこと焼酎ビギナーにも楽しんでいただける内容になっています。
ボタニカル系麦焼酎『CHILL GREEN bitter & tropical』(チルグリーン ビターアンドトロピカル)は2025年2月18日より発売!
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濵田酒造さんは2025年2月18日にボタニカル系麦焼酎『CHILL GREEN bitter & tropical』を発売します!
2023年2月23日に発売されたCHILL GREENシリーズ第1弾『CHILL GREEN spicy & citrus』と同様に「ゆったりと自分らしく過ごせる時間に寄り添えるブランド」をテーマに商品開発を進めたそうです。
今回新たに発売されるCHILL GREENシリーズ第2弾の特長は希少品種「ギャラクシーホップ」を使用していること。
ビール造りに使われる「ギャラクシーホップ」を使用することで、ピンクグレープフルーツのような香りとほろ苦い味わいが生まれているのだとか。
濵田酒造さんが焼酎ビギナー向けに開発した『だいやめ』で開拓された焼酎ビギナーやこれまで焼酎を飲む機会がなかなかないクラフトビールファンにも『CHILL GREEN bitter & tropical』はお試しいただきたいそう。
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『CHILL GREEN spicy & citrus』は2年前に発売したところ、濵田酒造さんが当初計画していた販売数を大幅に上回ったそうです!
やはり柑橘類の香りやキリッとした味わいが楽しめる麦焼酎は焼酎ビギナーに刺さりやすいのかもしれません。
この結果がCHILL GREENシリーズ第2弾に繋がったのかも‥!
『CHILL GREEN bitter & tropical』は非常に希少な「ギャラクシーホップ」を使用!
普段は、IPA(ホップのもつ香りや苦味が一般的なビールと比べて強いタイプのビール)のビール造りなどに使われている「ギャラクシーホップ」
パッションフルーツと爽やかな柑橘系がミックスされたような香り・心地よい苦味が特徴なのだとか。
また、「ギャラクシーホップ」は、世界全体で1年間に生産されているホップのうちたったの1%でとても希少なのだそう。
焼酎業界での使用事例はまだまだ少ないので、濵田酒造さんは先駆者ですね!
香りと味わいを引き出すこだわりの「ボタニオール製法」と「リファインブレンド」
「ボタニオール製法」とは、ボタニカルともろみ(麹と酵母菌を混ぜた液体)を組み合わせ、香りと風味をしっかり楽しめる味わいに仕上げる製法のこと。
もろみに最適なタイミングでボタニカル(今回はホップ)を添加することで、ボタニカルの香りと味わいが豊かに仕上がります。
「リファインブレンド」とは、原酒の中でも最も磨き抜かれたきれいな酒質をブレンドしていること。こちらも「ギャラクシーホップ」の香りと味わいを際立たせるために重要な工程です。
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CHILL GREENシリーズから第2弾が出ると聞いた時とてもワクワクしました!
ビール造りに使われているホップを麦焼酎に入れるという発想がどのようなきっかけから生まれたのか気になります。
しかもホップは世界中で栽培されているため、300種類以上もあるそう。
その中から「今回のボタニカルはギャラクシーホップにしよう!」と至るまでの工程を想像するだけでも開発した方々の苦労が感じられます‥!
ここまで、『CHILL GREEN bitter & tropical』のこだわりをお届けしました。
続いて、試飲レポートをお届けします!
開栓すると草のような香り‥?
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- ジャンル 焼酎乙類
- アルコール度数 25度
- 原材料 麦(豪州産・国産)、麦麹、ホップ
- 飲み方 ソーダ割り、トニックウォーター割り、グレープフルーツジュース割り
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今回のラベルは、「オーガニックピンク」をテーマカラーにしているそうです!
描かれているイラストは、ホップをイメージしたアイコンなのだとか。
可愛らしいので、飲み終わっても飾りたくなります!
【ソーダ割り】1:2で割るとグレープフルーツの果皮のような香りとほんのりビターな味わい
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ソーダ割りにすると、ピンクグレープフルーツを彷彿とさせる香りがグッと立ちますね!
鼻に抜ける香りがとても心地良いです。後味にグレープフルーツ特有の苦みがほわっと感じられるのも印象的です。
【ソーダ割り】1:1で割るとキリッとした口当たりとホップや草原を感じさせる味わい
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1:1にすると、開栓した時の草のような香りを強く感じますね。グレープフルーツの香りは奥の方にうっすらあるような‥!口当たりも1:2と比較すると少しどっしりしている気もします。
割り方の割合を変えるだけで、こんなに香りと風味が変わるなんて面白い!
ソーダ割りのつくり方
- 『CHILL GREEN bitter & tropical』
- 炭酸水(無糖)
- ロックアイス
- マドラー
背の高いグラスにロックアイスを並々と入れます。
ソーダ割りは冷えていた方がより美味しいので、マドラーでぐるぐる混ぜてグラスを冷やしましょう。
次に、『CHILL GREEN bitter & tropical』を2分目位まで注ぎます。
『CHILL GREEN bitter & tropical』と炭酸水が1:2になるのをイメージしながらつくってみましょう!
それから、炭酸が抜けないようにグラスの縁から氷に当てないようゆっくりと炭酸水を注ぎます。
くるっとマドラーで一回ししたら完成!
【トニックウォーター割り】草のような香りの後にグレープフルーツの甘みが楽しめるジューシーな味わい
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トニックウォーター割りにすると、ソーダ割りの時にあったビターな味わいが緩和されますね!全体的に優しい口当たりになり、グレープフルーツをかじった時のじゅわっと果汁が口に広がる感覚が楽しめます。
トニックウォーター割りのつくり方
- 『CHILL GREEN bitter & tropical』
- トニックウォーター
- ロックアイス
- マドラー
背の高いグラスにロックアイスを並々と入れます。
次に、『CHILL GREEN bitter & tropical』を2分目位まで注ぎます。
『CHILL GREEN bitter & tropical』とトニックウォーターが1:2になるのをイメージしながらつくってみましょう!
それから、トニックウォーターの炭酸が抜けないようにグラスの縁から氷に当てないようゆっくりと炭酸水を注ぎます。
くるっとマドラーで一回ししたら完成!
『CHILL GREEN bitter & tropical』はグレープフルーツのような香りと優しい甘みやビターな風味が楽しめるサッパリ×フルーティーな味わい
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麦焼酎なのにグレープフルーツの香りや風味を楽しめることが驚きですね。
ほろ苦い味わいを楽しみたい気分の時はソーダ割りで、優しい甘みでゆったり過ごしたい時はトニックウォーター割りにすると自分の気持ちに合わせて変えられるのは嬉しいなと思います。
個人的には、焼酎ビギナーの方はまずトニックウォーター割りから試していただきたいですね。もう少しほろ苦い味わいも挑戦してみたい方は、ソーダ割りも飲んでもらえたらと。ちょっと苦みが気になる方は、レモン果汁を少し加えてみるのもオススメです!
オススメの飲み方は、1:2のトニックウォーター割り!
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焼酎ビギナーの方は、1:2のトニックウォーター割りがオススメです。
麦焼酎にトニックウォーターってありなの‥?と思うかもしれませんが、一度試してみると焼酎ってこんな楽しみ方もあるんだ!とワクワクするはず。
最後に新商品発表会・試飲会の模様についてお届けします!
新商品発表会では開発者の想い・こだわりをたっぷり聞けました!
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メディア向けに開催された新商品発表会・試飲会では濵田酒造さんの皆様から直接『CHILL GREEN bitter & tropical』のこだわりを聞くことができました!
当日はオンラインで海外の方向けにも同時配信を行っていました。
最初に濵田光太郎さんから焼酎市場のお話、開発背景に関するお話がありました。
その後に『CHILL GREEN bitter & tropical』商品企画を担当した田中伸弥さんと開発を担当した緒方千姫さんが登壇し、商品への想いを語ってくれました。
特に印象的だったのはペアリングの提案ですね。
サッパリした味わいのマリネ・サラダから少し味付けの濃いキッシュのようなものまで相性がいいそうです。洋食のお食事のいいお供になってくれそうですね!
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新商品発表会終了後に試飲会が行われました!
100人近くの報道関係者などがいらっしゃり、会場は大盛りあがり。
『CHILL GREEN bitter & tropical』に合う料理も提供されていたので、ペアリングに舌鼓を打てる空間になっていました。
おわりに
今回は、『CHILL GREEN bitter & tropical』のこだわり・試飲レポートをお届けしました!
いかがでしたか?
『CHILL GREEN spicy & citrus』とはまた違う層の開拓に繋がることを願っています。
試飲会で社員の皆様から「クラフトビールを飲んでいる人にぜひ飲んでもらいたい!」と熱いメッセージをいただいたので、会社のクラフトビールを飲み慣れている方たちに飲んでもらいたくなりました!
投稿者プロフィール
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焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長/焼酎プロモーター
好きなものはあん肝と白子。趣味は美味しい飲食店めぐりと酒屋さんめぐり
学生時代に本格焼酎と出会い、「一人でも多くの人に本格焼酎を飲んでもらいたい」「焼酎=パワフルのイメージを払拭したい」想いが強くなる。
その後独学で焼酎の勉強を始める。2021年3月に焼酎唎酒師を取得。