馥郁(ふくいく)とした香りと濃厚な味わい
霧島酒造の看板商品 白霧島のブレンドに使う原酒を造る際の、はなたれ部分のみを使用したこだわりの焼酎です。
「はなたれ」とは蒸留工程の始めの部分のことを指し、香味成分を豊富に含むアルコール濃度の高い部分です。この部分のみ使用することで、華やかな香りがあり、味わい豊かでキレイな酒質になります。 九州産さつまいも(黄金千貫)使用しており、サツマイモの風味を楽しむ事ができます。
さらに、じっくりと寝かせた熟成貯蔵分をブレンドして、さらにリッチな味わいです。
「特別蒸留きりしま〈白〉」のこだわり
ボトルは、重要無形文化財「白磁」保持者の井上萬二氏が監修している、洗練された美しいデザイン。究極の造形美を追求する「井上 萬二」氏の「志」と、究極の本格芋焼酎を追求する霧島酒造の「こだわり」がつまったボトルとなっています。 代表的な手法のひとつ、「渦文(うずもん)」がマットな質感のボトルにあしらわれています。
ボトルのモチーフになっている井上萬二氏の作品は霧島酒造の工場見学施設に飾ってあるそうです。宮崎に旅行に行かれる方は是非ご覧になってください。
ボトルの首に下がっているラベルは、雲・月・雷の天象模様から成る焼酎の原料となる天恵を生み出す自然とその神秘を表しています。ラベルには、霧島酒造二代目社長「江夏 順吉」氏のサイン。順吉氏は、「乙類焼酎」の呼称を「本格焼酎」とすることを提唱し、たくさんの人たちにおいしい本格焼酎を届けたいと、いう情熱を象徴しています。「特別蒸留きりしま」は、霧島酒造の味わいの礎を築き、本格焼酎の第一人者ともいえる順吉氏の想いがサインと共に刻まれている特別な焼酎です。
「特別蒸留きりしま〈白〉」の由来
ブレンダーと造り手が密に連携して行う、霧島酒造独自の蒸留方法に由来しています。
特別蒸留きりしま〈白〉は、「特別蒸留霧島」という商品のリニューアル商品のため、以前の商品名を引き継ぎつつ、本商品の繊細さと力強さを表現するため、「霧島」から「きりしま」へひらがなに変更されています。
「特別蒸留きりしま〈白〉」の味わい・香り
馥郁(ふくいく)とした香りとまろやかで、濃厚な味わいが特徴です。穏やかなサツマイモの香り、柔らかな口当たりとすっきりとした後口が印象に残ります。
層をなす繊細な味わい、甘さを残すフィニッシュと非常に完成度が高く、豊かな風味を十分に味わう事ができます。
「特別蒸留きりしま〈白〉」お勧めの飲み方
特別蒸留きりしま〈白〉のお勧めの飲み方は、「オンザロック」です。お好みで氷を溶かしながら、40度の芳醇なコクと甘みを楽しむ事をお勧めいたします。何口飲んでも飽きのこない、特別蒸留きりしま〈白〉ならではの楽しみ方です。
また、「パーシャルショット」という飲み方もお勧めです。40度の焼酎は一般的な家庭の冷凍庫に入れても凍らず、少しトロトロとした液体になります。アルコールの香りが和らぎ、飲みやすくなってとっても美味しくいただけます。
「特別蒸留きりしま〈白〉」に合う料理
①白身魚のお刺身
特別蒸留きりしま<白>のすっきりとした味わいと白身魚のあっさりとした味が素材の味をより引き立てます。
②豚の角煮
特別蒸留きりしま<白>のすっきりとした味わいが豚肉の旨味を引き出し、より美味しく感じます。
③手羽元(たれ味)
特別蒸留きりしま<白>の原料芋(黄金千貫)特有の甘さが鶏肉のうまみを引き出します。
商品詳細
商品名 | 特別蒸留きりしま〈白〉 |
蔵元名 | 霧島酒造株式会社 |
生産地 | 宮崎県都城市下川東4丁目28号1番 |
主原料 | 芋(黄金千貫) |
麹 | 白麹(米麹) |
酵母 | (非公開) |
アルコール分 | 40度 |
蒸留方法 | 単式蒸留(特別蒸留) |
分類 | 本格芋焼酎 |
内容量 | 720ml |
投稿者プロフィール
- 焼酎プロモーター亜樹穂と共に焼酎の可能性を探っています。今後は、焼酎イベントや本格焼酎を豊富に取り揃えた飲食店にも同行を予定しています。
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