焼酎本来の味を楽しみたいという方に人気の割り方「水割り」。
お湯割りやソーダ割りにはないすっきりとした味わいが楽しめます。

意外と知らない、水割りの作り方の正しい手順やアレンジレシピをご紹介します。

焼酎の水割りとは?

その名の通り、焼酎を水で割った飲み方のひとつで、焼酎本来の味を楽しめる割り方としても定番の割り方です。とはいえ、ただ水と混ぜれば良いというものではなく、美味しい焼酎の水割を作るには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

焼酎の水割りの魅力

お湯割りが焼酎の香りを一番引き立たせる割り方として知られているように、水割は焼酎本来のを楽しむ割り方として人気があります。また、お湯割りよりもきりっとした口当たりで焼酎が持っている本来の特徴をそのままに近い状態で感じられることができます。

水割りのポイント

水のきれいな土地で焼酎造りが盛んなことからわかるように、水は焼酎の味を左右する大事な役割を担っています。飲む時もその役割は同じで、割る水にこだわることでよりいっそう美味しい水割り焼酎になります。

水割りで使う水には味や香りを引き立ててくれる軟水がおすすめです。 よりこだわりたい方は、焼酎を造る際の「仕込み水」と呼ばれる水の硬度を調べ、仕込み水に近い硬度の水を使うことで味に一体感が生まれワンランク上の飲み方を楽しむことができます。

順番

1.グラスにたっぷりと氷を入れる
2.焼酎を注ぐ
3.マドラーなどで軽くかき混ぜる
4.水をゆっくりと注ぐ

水割りを作る時に一番迷う「水から入れるか」「焼酎から入れるか」の順番ですが、水割りでは先に焼酎を注ぎ、そのあとに水を入れます。お湯割りでは、先にお湯を入れ器を温めていましたが、水割りはその逆。その理由は、アルコールの比重が水より軽いため、焼酎を先に入れることで対流ができ、混ざりやすくなるためです。

割合

一般的にはお湯割りと同じで、6:4(焼酎:お湯)のロクヨンと呼ばれる割合が飲みやすいとされていますが、たっぷりと焼酎本来の味を楽しみたい方は7:3(シチサン)にするなど割合は自由自在。その自由さこそが焼酎の魅力のひとつかもしれません。

おすすめアレンジレシピはこれ!

【お手軽】レモン割り

スライスしたレモン、または「ポッカレモン」などの濃縮還元のレモン果汁を仕上げに入れると、レモンの爽やかな風味を味わうことができます。

【後味すっきり】りんご酢割り

りんご酢と蜂蜜を入れることにより、すっきりとした味わいを楽しむことができます。夏の暑い日にはソーダ割りもおすすめ。

まとめ

水割りを美味しく作るには焼酎を先に入れ、そのあとに水をゆっくりと注ぐのがポイントです。また、焼酎造りに欠かせない「水」は水割りで楽しむ際にも味を左右します。美味しい水割りを追求するなら是非「水」にこだわってみてはいかがでしょう。また、焼酎は割合やアレンジなど、自由に調整し楽しめるお酒です。今あるレシピにとらわれず、自分の好きな飲み方を探してみるのもいいですね。

投稿者プロフィール

RANBIKI編集部
RANBIKI編集部
焼酎プロモーター亜樹穂と共に焼酎の可能性を探っています。今後は、焼酎イベントや本格焼酎を豊富に取り揃えた飲食店にも同行を予定しています。